髙橋脳神経外科

頭痛外来

当クリニックは、頭痛専門医による頭痛外来を常時開設しております。
最近はスマホの普及で若年者でも目の疲れや肩凝りからくる頭痛も増えてきています。
頭痛による悩みは、どんなに軽くてもご相談ください。
特に、以下のような場合は受診をお勧めします。

つらい頭痛!我慢しないで!

  • 今まで頭痛経験があまりなかったのに、最近頭が痛い
  • 今までの頭痛の頻度や症状が変わった
  • 数日前からの頭痛が治らない
  • 鎮痛薬の服用量が増えている
  • 頭痛がひどくて家事・学業・仕事に集中できない
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頭痛専門医だからわかる!

ずきずき痛い血管性頭痛(片頭痛)

脳の血管が収縮・拡張を繰り返し、そのため脳の血管のまわりの神経が痛みを感じます。
また前兆として目の前がちかちかしたり光の点がみえたりすることがあります。脳の血管が収縮す るために手の麻痺がおこったりする片麻痺性片頭痛などもあります。一ヶ月に1回から2回おこります。現在は特効薬がありますし、 頭痛の予防として血管を拡張する薬があります。
また片麻痺性片頭痛というのもあり頭痛と麻痺が起こってくることもあります。これは脳の血管の収縮によって脳の血流が低下するためです。片頭痛の特殊なものに群発頭痛があります。男性に多く、涙や鼻水が出 たりします。頭痛は1-2時間つづき、主に夜間が多いように。1-2ヶ月にわたってつづき急によくなります。治療は酸素吸入などになります。

しめつけられ圧迫されるような頭痛(緊張型頭痛)

緊張型頭痛は肩こりなど筋肉のこりからおこってきます。頭痛は締め付けられる痛みで我慢できることが多く、どうにか仕事ができる程度です。とくにフラッとする症状をともなうことがあります。うつむきで長時間仕事をする人、肩こりがひどい人に多い頭痛です。温泉などにいってゆっくりすればよいのでしょうがなかなかそのようなこともできません。すこし精神の安定する薬を含んだ内服薬や肩こりなどのマッサージが治療法になります。

めまい外来

めまいの症状は主に4種類ありますが、症状のみでは病気診断は100%出来ません。
診察所見(眼振等)が大事です。

回転性めまい

最も激しいめまい、周囲がぐるぐる回って見えたり、天井が流れて見えます。めまいと同時に嘔気、嘔吐をすることが半分ほどあります。立っていられないことが多いです。ほとんどは内耳の三半規管の障害で起きます。数分から数時間続きます。

浮動性めまい

体が宙に浮いたような、頭がふわっとする、歩くとふらふらするなど、いろいろと表現されます。症状が長引く傾向にあります。回転性めまいが長引いた場合、加齢性平衡障害、耳石器障害など疑われます。

動揺性めまい

頭や体がぐらぐら揺れている感じがし、歩くとき足元がふらつく、まっすぐ歩けないことがあります。加齢性平衡障害、片側の三半規管の機能低下が著しいとき、小脳障害などです。

立ちくらみ

起立時にめまい、ふらつきが起きる。電車で立っていて気分が悪くなります。低血圧症、起立性低血圧症、耳鼻科疾患、脳障害、睡眠不足、疲労、脱水などです。

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当院では赤外線CCDカメラによる
眼振検査を行っています。

放置せずに診察を受けましょう!

もの忘れ外来

年を取ると、誰しも「物忘れ」が増えてきます。
今まで普通にやれていたことが急にできなくなった、通い慣れているはずの道がわからなくなった、大切な約束を忘れてしまった、同じことを何度も聞いたりするようになった――こうした物忘れには、単なる加齢による場合(良性健忘)と、軽度認知障害(MCI)、また認知症の初期段階の場合とがあります。
そして、いずれかを見極める診断が非常に大切になってきますので、「物忘れ」が増えてきたと思ったら、一度受診をお勧めいたします。

こんな症状の方はご相談ください。

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ご自身

  • ものの名前が思い出しにくくなった
  • しまい忘れや置き忘れが多くなった
  • 何をする意欲も無くなってきた
  • 物事を判断したり理解したりする能力が衰えてきた
  • 財布やクレジットカードなど、大切なものをよく失くすようになった など
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ご家族のこんな症状にお気づきの方

  • 時間や場所の感覚が不確かになってきた
  • 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
  • 慣れている場所なのに、道に迷った
  • 薬の管理ができなくなった
  • 以前好きだったことや、趣味に対する興味が薄れた
  • 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりが目立つようになった
  • 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
  • 人柄が変わったように感じられる
  • 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
  • 映画やドラマの内容を理解できなくなった など

認知症かも…?

認知症は一つの病気ではなく、いくつもの種類があります。
中でも60~70%はアルツハイマー型認知症で、約20%は脳血管型認知症と言われており、認知症の約9割をこの二大疾患が占めています。

認知症は症状が軽いうちに気づき、適切な治療を行えば、進行を遅らせたり、出ている症状を軽減させたりすることが可能です。認知症についても、やはり早期発見・早期治療はとても大切なのです。
認知症の治療法には、薬物療法と非薬物療法(リハビリテーション)があります。